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花の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

ジニア斑点細菌病

Xanthomonas campestris pv. zinniae

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ジニア斑点細菌病
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葉に多数の褐色斑点が現われ、下葉から枯れ上がる

ジニア斑点細菌病
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葉脈に囲まれるように角張った病斑が連続する

ジニア斑点細菌病
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花にも発生し、花枯れを起こす


被害

下葉から発生する。初め、褐色の小斑点を生じ、拡大して葉脈に囲まれるような多角形の小斑となる。病斑周辺が黄変することがある。発生が多いと葉が枯れる。花も発病し、激しいと花枯れを起こす。

発生

梅雨期に発生し、7月上中旬に激しい症状が見られる。罹病植物の残渣中の病原細菌が最初の伝染源となる。品種により発病に差異がある。

防除

花壇等で管理が行き届かない場合は耐病性の品種を使う。残渣は丁寧に処分する。

収録:防除ハンドブック「 花の病害虫

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