診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
5月下旬から6月にかけて、幼虫が新梢の節や葉柄の部分から食入して中心部の髄を食害する。食入部位はふくらんで赤紫色になり、虫糞の排出も認められる。2~3年枝に食入することもある。食入部位より先端側は、樹勢の低下や生育の停滞、枯死などが生じる。
年1回の発生。老齢幼虫が枝の中で越冬する。春になると枝の中で蛹化し、5~6月にかけて成虫が発生する。羽化する時、蛹殻が枝から半分程度飛び出している様子が観察される。
休眠期に被害を受けた枝は剪除する。他害虫の防除を行うなかで、一緒に防除されることも多いが、状況に応じて、成虫産卵~幼虫ふ化期(5月下旬~6月中旬)に、薬剤散布による防除を行う。
稲の病害虫と雑草 |
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