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ブドウの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

ハムシ類


コウチュウ目ハムシ科 《加害》新梢(茎、葉)、花穂

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新葉の被害痕 ©村上芳照

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新梢の被害痕 ©村上芳照

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新梢の被害痕 ©村上芳照

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アカガネサルハムシ成虫.体長6~8mm ©村上芳照

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ドウガネサルハムシ成虫 ©村上芳照

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アオガネヒメサルハムシ成虫 ©村上芳照


アカガネサルハムシ

Acrothinium gaschkevitschii

ドウガネサルハムシ

Scelodonta lewisii

アオガネヒメサルハムシ

Nodina chalcosoma

被害

成虫が新梢の茎や葉柄および葉を食害するが、茎の食害が多い。茎の表面を線状やえぐるように食害する。加害された部位は赤みを帯び、新梢は極端に生育が悪くなる。

発生

展葉初期から葉、茎、花穂を食害する。成虫は4月~7月ごろまで新梢を加害する。

防除

新梢に寄生している成虫は素早いのでそのまま捕まえることは難しい。被害部位の下に布等を広げて、枝を軽くたたくと落ちるので捕殺する。発生が多い場合は薬剤を散布する。

薬剤(農薬)

スミチオン(アカガネサルハムシ登録)※掲載している薬剤(農薬)は 2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 ブドウの病害虫

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