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防除ハンドブック イチゴの病害虫

防除ハンドブック イチゴ類の病害虫(表紙画像)

防除ハンドブックシリーズは、診断と防除を目的とした実用的な内容で、技術者や農家など、防除の現場での使いやすさを追求したコンパクトなシリーズです。最新の防除薬剤も紹介しています。

本書は、イチゴ類にふつうに発生する病害虫をとりあげました。病害は24種(糸状菌18種、細菌3種、ウイルス1種、ファイトプラズマ1種、バクテリア様微生物1種)、害虫は24種を掲載。本格的なイチゴ類の栽培を応援します。

診断

写真:特徴をとらえた鮮明な写真で、病気の症状や害虫の生態・被害などがよくわかります。
解説:「被害」「被害作物」「発生」「防除」「薬剤」の項目を立て、病気や害虫の診断・対策が的確にできるよう、わかりやすく解説しています。

防除

耕種的防除法のほか、最新の情報に基づいた病害虫防除薬剤を具体的な商品名で表記しました。

イチゴ類の病害虫目次

病害 害虫

はじめに

本ハンドブックは、イチゴに普通に発生する病害・害虫の被害、発生、防除について解説するとともに、生態・被害に関する多くの写真を掲載し、病害虫の種類が判定できるように配慮しました。
イチゴに発生する病害虫はうどんこ病、灰色かび病、アブラムシ類、ハダニ類、ハスモンヨトウなど多数知られていますが、地域や栽培法、季節によって異なります。病害虫管理の基本はまず栽培現場でどんな病害虫が発生しているかを直接観察し判定することにあります。
病害虫が発生しやすい要因として栽培品種や肥培管理などの栽培条件、ほかに低温多雨、高温多湿などの気象条件が考えられます。それぞれの病害虫の発生条件をよく理解し、まず予防的な栽培管理を講ずることが求められます。
それでも病害虫の多発生が予想されるときには天敵やミツバチなどの有用生物の保全に配慮し、農水省に登録された適応薬剤を適切に活用して病害虫の発生を抑制することが必要です。
実際の防除にあたっては、周辺環境に影響の少ない薬剤を選定し、使用基準を遵守して周囲にドリフトしないように、安全安心な処理を行い、収穫物の確保に努めることが必要です。本書を栽培管理の一助としてご活用していただければ幸いです。
(編者 平井一男・築尾嘉章)

凡例

  • * 本書では、イチゴに普通に発生する病害虫を取り上げた。
  • * 病害虫の種類を判別しやすいように特徴的な写真を掲載し、被害、被害作物、発生、防除、薬剤について簡潔に解説した。
  • * 病害編に病原と発病部位を、害虫編に加害部位を以下のように記した。
    病原:糸状菌、細菌、ウイルス、ファイトプラズマ
    発病部位・時期・加害部位:葉、葉柄、花、果梗、果実、ランナー、クラウン、根 など
  • * 被害については被害実態、被害部位等、発生については多発環境、発生時期、生態的特性等を解説した。
  • * 防除については生態的・生物的・化学的防除法を解説した。
  • * 薬剤については所定の日付(各ページ文末に記載)の登録状況に基づき、主要な商品をリストアップした。薬剤は剤型、単剤・混合剤によって、また、作物、栽培法や処理方法によって登録の違いがあるほか、登録変更になる場合もある。使用時にはラベルやインターネットによる情報等で登録内容を確認し、地域の防除暦や病害虫防除所などの指導に従っていただきたい。

インターネット版 防除ハンドブック イチゴの病害虫

初版 2014年6月30日 公開
最終更新日 2022年5月24日

編者

平井一男 元 (独)農業環境技術研究所
築尾嘉章 元 (独)農業・食品産業技術総合研究機構花き研究所

著者

病害:岡山健夫  (一社)奈良県植物防疫協会
害虫:谷口高大 群馬県農業技術センター

写真提供者(五十音順、敬称略)

池田雅則、石川成寿、上住泰、梅谷献二、岡山健夫、梶野洋一、鐘ヶ江良彦、菅野博英、岸国平、木嶋利夫、北上達、草刈眞一、群馬県農業技術センター、小玉孝司、小畠博文、塩見敏樹、杉山恵太郎、鈴井孝仁、
外側正之、築尾嘉章、古田明子、山本勉、吉澤仁志、全国農村教育協会

発行所

全国農村教育協会
東京都台東区台東1-26-6 〒110-0016
電話03-3833-1821 Fax03-3833-1665
http://www.zennokyo.co.jp