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特集

近年問題になっているSU抵抗性雑草

一発処理剤に含まれる、SU抵抗性雑草に効果のある主な成分

クロメクロップ,ピラゾキシフェン,ピラゾレート,ブタクロール,プレチラクロール,ブロモブチド,ベンゾビシクロン,ベンゾフェナップ,ペントキサゾン

この他にも、
最近では下記のようなSU抵抗性雑草に効果のある成分も登場し、
新しい組み合わせをもった薬剤が市販されています。

カルフェントラゾンエチル,テフリルトリオン,ピラクロニル,ピリミスルファン,プロピリスルフロン,メソトリオン
注意: 成分の種類と量、他の成分との組合わせや製剤によって防除できる草種や雑草の葉齢が異なります。
実際の場面では防除したい雑草に効果が高い薬剤を選んでください。

水田除草剤を使用する際に気をつけること

  • 使用量、用法を守り、正しく使用する。
  • SU抵抗性雑草に限らず、問題になっている雑草は、防除適期内に有効な除草剤を使用する。
  • SU抵抗性雑草を防除するにあたり、防除適期の範囲内で早目の散布をしたほうがよい剤があるので、防除適期を確認しておく。
  • 薬剤散布後7日間はかけ流しをせず、畦畔から水が漏れないよう、水管理に十分気をつける。
監修:公益財団法人 日本植物調節剤研究協会 特集:近年問題になっているSU抵抗性雑草へ戻る