病害虫・雑草の情報基地

新規会員登録

トマト・ナス・ピーマンの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

吸ガ類


アケビコノハ

Eudocima tyrannus

アカエグリバ

Oraesia excavata

ヒメエグリバ

Oraesia emarginata
チョウ(鱗翅)目ヤガ科

写真をクリックすると拡大します

吸ガ類
閉じる

トマト果実を加害するアケビコノハ成虫。開長100〜110mm

吸ガ類
閉じる

アケビコノハ幼虫

吸ガ類
閉じる

トマト果実を加害するヒメエグリバ成虫。開長約40mm

吸ガ類
閉じる

ヒメエグリバ幼虫

吸ガ類
閉じる

アカエグリバ成虫。開長50mm


被害

被害は露地栽培や雨除け栽培で多い。加害される果実は熟した果実よりも未熟果で多い。加害された果実は2、3日後には被害症状が現れ、加害されて1週間ほどで落果する。被害は8〜9月に多い。

被害作物

トマト、ミカン、モモ、ブドウ等。

発生

アケビコノハは、通常成虫で越冬し、年3回ほど発生する。幼虫はムベ、アケビなどで育つ。アカエグリバは成虫または蛹で越冬し、年3〜4回発生する。幼虫はカミエビに寄生する。ヒメエグリバは5、6齢幼虫で越冬する。年間発生回数、幼虫の食草はアカエグリバと同じである。なお、発生する主要種は地域によって異なる。

形態

アケビコノハの成虫は体長35〜40mm、翅を広げると100mm以上の大型の蛾である。アカエグリバの成虫は、体長20mm強、翅を広げると約50mm の中型の蛾である。ヒメエグリバの成虫は、体長約20mm、翅を広げると約40mmで、前2種に比べるとやや小さい。

防除

電灯照明(白熱灯、青色蛍光灯、黄色蛍光灯)を行い、成虫の活動を抑える。なお、青色蛍光灯はカメムシ類を多く誘引するので、点灯をするのであれば、防蛾灯として広く利用されている黄色蛍光灯がよい。その他、防虫ネットによる被覆、袋かけも有効。

収録:防除ハンドブック「 トマト・ナス・ピーマンの病害虫

目次へ戻る | ホームへ戻る

稲の病害虫と雑草 |  豆類の病害虫 |  ジャガイモの病害虫 |  サツマイモの病害虫 | 
アブラナ科野菜の病害虫 |  トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |  キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 | 
イチゴの病害虫 |  ネギ類の病害虫 |  菜園の病害虫 |  カキの病害虫 |  リンゴの病害虫 | 
日本ナシの病害虫 |  西洋ナシの病害虫 |   カンキツの病害虫 |  花の病害虫 | 
難防除雑草 |  ブドウの病害虫