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トマト・ナス・ピーマンの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

ナスすすかび病

Mycovellosiella nattrassii

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ナスすすかび病
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葉の表面に生じた大小の病斑

ナスすすかび病
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葉の裏面。灰褐色のかびが生じている

ナスすすかび病
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下葉に発生した大型の病斑


被害

葉に発生する。はじめ葉の裏面に白っぽいかびが固まったような小斑点を生じ、病斑は拡大し、直径5~10mmの円形の褐色で周縁部がやや不明瞭な斑点となる。病斑部のかびは次第に灰褐色~すす状に変わる。葉の表面の病斑は淡黄褐色~褐色となる。多発すると、多数の病斑が融合し、葉全体が退色黄化して落葉する。

被害作物

ナス、ヒラナス。

発生

施設栽培で発生する。ハウス促成栽培では2~4月、半促成栽培では4~5月に発生しやすい。ハウスの温度が23~28℃で湿度が高いと多発する。作物の残渣や資材などに付着した病原菌が次作の伝染源となる。病斑上に形成されたかびの胞子が飛散してまん延する。

防除

ハウス内の換気をよくする。地表面は全面マルチする。風通しをよくし、過繁茂を避ける。発病葉は摘み取ってハウス外に処分する。発生初期から薬剤散布する。栽培終了後の夏季にハウスを数日間密閉して蒸し込み、資材等に付着している病原菌を死滅させる。

薬剤(農薬)

アフェット、アミスターオプティ、カンタス、スコア、ストロビー、ダコニール1000、トリフミン、ベルクート、ラリー、ロブラール等。微生物農薬(アグロケア、タフパール)※掲載している薬剤(農薬)は 2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 トマト・ナス・ピーマンの病害虫

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