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トマト・ナス・ピーマンの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

トマト萎凋病

Fusarium oxysporum f. sp. lycopersici

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トマト萎凋病
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晴天時には生長点付近が萎れる

トマト萎凋病
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初期には下葉の片側が黄化する

トマト萎凋病
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葉が黄化して萎れる

トマト萎凋病
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茎の明瞭な導管褐変

トマト萎凋病
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萎凋病菌に侵された根は褐変する


被害

はじめ、下葉が黄化して萎れ、葉柄が垂れ下がる。次第に上葉も黄化し、やがては株全体が萎れて枯死する。最初は導管の一部が侵されるため、複葉の片側、茎の片側についている葉だけが黄化する半枯れ状となることが多い。発病した部位までの茎の導管は褐変している。発病根は褐変するが、根腐萎凋病のように根全体が褐変することはない。

被害作物

トマト。

発生

露地栽培、施設栽培とも被害が大きい。高温時に発生しやすい。病原菌は被害残渣とともに土中に残り、次作の伝染源となる。種子伝染する。中耕、土寄せ、センチュウの加害、塩類障害、土壌の乾燥は本病の発病を助長する。

防除

連作しない。抵抗性品種を作付けるか抵抗性の台木に接ぎ木する(病原菌はレース1,2,3に分化している。現在、レース1,2は全国で、レース3は一部の地域で発生している。品種によってどのレースに抵抗性であるかが異なる)。中耕、土寄せは丁寧に行い、根を傷つけないようにする。センチュウの防除をする。適切な施肥によって塩類集積を防ぐ。適度の灌水を行う。発病株は直ちに抜き取って処分する。

薬剤(農薬)

土壌消毒:ガスタード、キルパー、クロールピクリンほか、ソイリーン、ダブルストッパー、ディ・トラペックス、バスアミド等。灌注:ベンレート。※掲載している薬剤(農薬)は2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
薬剤の登録情報についてはこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)
農薬登録に短期曝露評価が導入されました。登録内容の変更にご注意ください。
(急性参照用量・ARfD 関連)⇒【特集記事へ

収録:防除ハンドブック「 トマト・ナス・ピーマンの病害虫

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