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トマト・ナス・ピーマンの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

トマト疫病

Phytophthora infestans

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発病初期は灰緑色の不鮮明な病斑が現れる

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病斑は拡大し、暗褐色の大型病斑となる。表面には白い霜状のかびを生じる

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露地栽培ではとくに被害が激しい

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葉柄に発生した病斑

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果実には茶褐色~暗褐色の病斑が生じ、腐敗する

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苗での発生状況


被害

葉でははじめ湿潤な灰緑色の斑点を生じ、次第に拡大して暗褐色の大型病斑となる。曇雨天で湿度の高いときは病斑部に白い霜状のかびを生じる。果実では茶褐色~暗褐色の病斑を生じ、腐敗する。葉柄や茎にも発生し、暗褐色の病斑を形成する。病斑が茎のまわりを取り巻くとそれより上の部分が萎れて枯死する。多湿時には果実や茎の表面にも白いかびを生じる。

被害作物

トマト、ジャガイモ。(ピーマン疫病とは病原菌が異なる)

発生

露地栽培では梅雨時の発生が多い。施設栽培では9~11月に雨が多いと発生しやすい。発病の適温は20℃前後。多湿条件で発病しやすい。窒素肥料の過用、換気の不足、通風不良、灌水過多等によって植物体が軟弱になると発生が多くなる。

防除

施設栽培ではできるだけ湿度を下げる。密植を避け、適切な肥培管理を行う。病葉、病果を取り除く。早めに治療効果のある薬剤を散布する。毎年発生する場合は発病前から予防的に薬剤を散布する。

薬剤(農薬)

エトフィン、カンパネラ、ゾーベックエニケード、ダコニール1000、フェスティバルC、フォリオゴールド、プロポーズ、ベトファイター、ペンコゼブ、ホライズン、ライメイ、ランマン、レーバス等。※掲載している薬剤(農薬)は2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
薬剤の登録情報についてはこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)
農薬登録に短期曝露評価が導入されました。登録内容の変更にご注意ください。
(急性参照用量・ARfD 関連)⇒【特集記事へ

収録:防除ハンドブック「 トマト・ナス・ピーマンの病害虫

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