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菜園の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

軟腐病

Erwinia carotovora subsp. carotovora

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軟腐病
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茎葉が急激に萎れるのが特徴(ナス)

軟腐病
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根部が軟化腐敗し、異臭を放つ(ダイコン)

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結球が腐敗し、溶ける(レタス)

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茎の分岐部が腐敗する(トマト)

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結球部全体が腐敗する(キャベツ)

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花蕾が腐敗して、変色する(カリフラワー)


被害

葉や葉柄が地面に接している部分や、茎では地際部や枝の分岐部から発生することが多い。初め、ぬれたような暗緑色~褐色の病斑ができ、腐敗して柔らかくなる。茎では病斑部から上方が萎れて、後に枯死する。キャベツでは結球部全体が腐敗し、ダイコンでは地際部から腐敗が進むため、上部の葉茎部が倒伏する。ジャガイモ等の貯蔵では罹病したイモが混ざってると周辺の健全イモに病気が伝染し、次々と腐敗する。罹病した茎の導管部は褐変、腐敗している。腐敗部には軟腐病特有の異臭がある。

被害作物

カブ、カリフラワー、キャベツ、ダイコン、ハクサイ、キュウリ、サトイモ、ジャガイモ、ショウガ(腐敗病)、タマネギ、ニラ、ニンジン、ネギ、トマト、ナス、パセリ、ピーマン、ラッキョウ、レタス等。他に多くの花卉類に発生する。

発生

病原細菌は土壌中に生存し、傷口や害虫の食害痕から侵入する。夏の台風後に多発することがある。高温多湿のときに発病しやすい。

防除

夏の台風後すぐに薬剤を予防散布する。罹病植物残渣を早めに除去する。

薬剤(農薬)

オリゼメート、カセット、カスミンボルドー、キノンドー、キンセット、コサイドボルドー、ジーファイン、スターナ、デランK、ナレート、バイオキーパー(微生物農薬)、バリダシン、ヨネポン、Zボルドー等(作物ごとに登録を確認して使用する)。※掲載している薬剤(農薬)は2015年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
薬剤の登録情報についてはこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)
農薬登録に短期曝露評価が導入されました。登録内容の変更にご注意ください。
(急性参照用量・ARfD 関連)⇒【特集記事へ

収録:防除ハンドブック「 菜園の病害虫

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