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菜園の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

苗立枯病

Rhizoctonia solani

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苗立枯病
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胚軸の地際部から倒伏する(コマツナ)

苗立枯病
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倒伏し、萎れる(キュウリ)

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地際部が細くなり、褐変している(コマツナ)

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苗が連続して枯死する(ネギ)

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倒伏、萎れ、後に腐敗する(ナス)


被害

発芽直後や育苗中、または定植後すぐに発病し、枯死する場合に苗立枯病と名付けられることが多い。小苗の発病では茎(胚軸)の地際部が褐変してくびれ、根も腐敗して細くなり、地際から倒伏して枯死する。最初の発病場所から周辺へ次々と病気が広がる。播種箱では1箱が全滅することもある。育苗中または定植後の苗では茎の地際部が罹病し、病斑部がくびれ、上部が萎れて枯れる。軽度の場合も茎の導管部が損傷するため生育に大きな影響がある。

被害作物

オクラ、キャベツ、キュウリ、コマツナ、タマネギ、トマト、ナス、ネギ、パセリ、ピーマン、マクワウリ等。他に多くの花卉類に発生する。

発生

病原菌は植物残渣とともに生存している。連続降雨や過度の灌水で土壌が水分過多になると発生しやすい。他にFusarium菌やPythium菌等により苗が枯れることがある。

防除

播種床には新しい土を使う。過度の灌水をしない。播種や苗を定植する場所を高くして冠水しないようにする。

薬剤(農薬)

オーソサイド、ダコニール、バシタック、バリダシン、モンカット、リゾレックス等(以上はRhizoctonia菌に有効な薬剤;作物ごとに登録を確認して使用する)。※掲載している薬剤(農薬)は2015年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
薬剤の登録情報についてはこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)
農薬登録に短期曝露評価が導入されました。登録内容の変更にご注意ください。
(急性参照用量・ARfD 関連)⇒【特集記事へ

収録:防除ハンドブック「 菜園の病害虫

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