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ネギの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

黄斑病(おうはんびょう)

Heterosporium allii
《病原》糸状菌

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黄斑病(おうはんびょう)
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病斑部の拡大:すす状の胞子が見える ©阿部秀夫


被害

葉に発生する。はじめ、微少な黄白色の斑点を生じ、しだいに拡大して紡錘形から楕円形の大型病斑となる。病斑は周囲が黄色でその内側が灰白色、中央部には黒色~黒褐色すす状のかびが生じ、同心輪紋状となる。

被害作物

ネギ

発生

かびによる病害で、病原菌は残さとともに圃場に残り、次作の伝染源となる。病斑上の胞子が飛散して周囲にまん延する。気温が低く、15℃前後で降雨が続くと多発する。露地では5月下旬頃から晩秋まで発生する。高温期や乾燥条件では発病しにくい。症状は黒斑病、葉枯病と類似しており、正確な診断を行うためには顕微鏡による観察が必要である。

防除

前作で多発した圃場では連作しない。低湿地での栽培を避ける。排水を良くする。発病葉は取り除いて圃場外に処分する。収穫後の被害残さは圃場外に持ち出し、適切に処分する。早めに薬剤散布する。

薬剤(農薬)

アミスター(ネギ、ワケギ、アサツキ)、ストロビー(ネギ)、ボリベリン(ネギ)など※掲載している薬剤(農薬)は 2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 ネギの病害虫

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