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西洋ナシの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

クワコナカイガラムシ

Pseudococcus comstocki
カメムシ目コナカイガラムシ科 《加害》葉、果実、枝

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クワコナカイガラムシ
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枝幹部亀裂部分に集まるクワコナカイガラムシ ©伊藤慎一

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クワコナカイガラムシの卵のう ©伊藤慎一

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クワコナカイガラムシの寄生状況 ©伊藤慎一

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果実ていあ部に寄生したクワコナカイガラムシ ©伊藤慎一

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果実ていあ部に寄生したクワコナカイガラムシ ©伊藤慎一

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クワコナカイガラムシの加害によるカスリ果 ©伊藤慎一

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クワコナカイガラムシの加害によるカスリ果 ©伊藤慎一

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クワコナカイガラムシ ©全農教

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果実ていあ部のクワコナカイガラムシ ©全農教

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クワコナカイガラムシ ©全農教


被害

果実に寄生した成幼虫の吸収痕が着色せずにいわゆるカスリ果になり、果実や葉にすす病が発生する。また、収穫時の果実ていあ部に寄生した虫が外観品質を下げるため、これらの虫を果実から除去するために余分な労力がかかる。

被害作物

リンゴ、ナシ類、カキ、モモ、ウメ、ブドウなどの多くの果樹に寄生する。

発生

寒冷地以北における成虫の発生は年2回で、越冬は卵態で行われる。越冬場所は、枝幹部の亀裂部、空洞、粗皮下などである。越冬卵は5月下旬頃からふ化し、樹全体に移動する。第一世代幼虫の発生は7月下旬頃から始まる。

防除

秋期に枝にバンドを巻き、産卵された越冬卵を焼却処分する。また、粗皮削りを行って越冬卵を除去し、発芽前までにマシン油乳剤を散布する。 第一世代ふ化幼虫の移動期である7月下旬、8月上旬頃に薬剤(農薬)を散布する。

薬剤(農薬)

休眠期の越冬卵に対してスプレーオイルやトモノールSなどのマシン油剤を散布する。生育期には、有機リン剤のダーズバンやダイアジノンやネオニコチノイド剤のモスピラン、またはアミノキナゾリン系のコルトを枝幹部にもよくかかるように丁寧に散布する。※掲載している薬剤(農薬)は 2015年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 」

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