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ニホンナシの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

輪紋病

Botryosphaeria berengeriana f. sp. piricola 
《病原》糸状菌  《発病》果実、枝、幹

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輪紋病
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果実の病斑(冨田恭範)

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果実の病斑(冨田恭範)

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枝のいぼ皮病斑(冨田恭範)

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枝のいぼ皮病斑(冨田恭範)


被害

主に果実と枝幹部に発生する。果実では軟腐症状を伴った同心輪紋病斑を形成する。無袋栽培の果実に発生し、収穫期から市場や小売店までの流通過程で発生する。また、幹や枝に通称「いぼ皮病斑」を形成するため、いぼ皮病とも言い、多数発生すると樹勢の低下につながる。

発生

幹や枝に形成されたいぼ皮病斑の表面に柄胞子を形成し、風雨により飛散する。柄胞子の形成は、2~5年生枝で多く、数年間持続する。柄胞子は幼果では果点部から、新梢では皮目などから侵入する。果実では収穫の成熟時まで菌糸で潜伏している。

防除

柄胞子の主要な飛散時期は、梅雨時期となるため、この時期に散布間隔が空かないように薬剤を散布する。伝染源であるいぼ皮病斑を削り取り、保護剤を塗布する。

薬剤(農薬)

アミスター、オキシラン、キノンドー/オキシンドー/ドキリン、キャプレート、ストロビー、トップジンM、ナリア、ベルクート、ベンレート※掲載している薬剤(農薬)は 2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 ニホンナシの病害虫

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