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リンゴの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

奇形果病


《病原》不明 《発病》果実

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奇形果病
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幼果の症状 ©柳瀬春夫


被害

6〜7月の幼果期に発病する。被害は果実のみで、果実に凹凸を生じ奇形となる。肥大が進むにつれて症状は軽減するが、この部分がいぼ状となり、いぼの部分がさび状となる。被害の程度は年によって軽重がある。

発生

病原は明らかでないが、接ぎ木によって伝染する。保毒穂木を高接ぎ後、1〜2年で発病し始めるが、多くは接ぎ木部位の近くの果実から発生する。6〜7月が低温の年に病徴が発現しやすい。

防除

接ぎ木伝染することから、高接ぎする場合は健全な樹から穂木を採取する。病徴が軽微な場合は判別が困難なことから、数年にわたって果実をよく観察して健全樹を見きわめる。

薬剤(農薬)

本病に有効な薬剤はない。※掲載している薬剤(農薬)は 2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 リンゴの病害虫

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