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リンゴの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

すす斑病

Gloeodes pomigena
《病原》糸状菌 《発病》果実、枝

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すす斑病
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果実の病徴 ©浅利正義

すす斑病
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すす点病の併発 ©浅利正義


被害

果実と枝に発生するが、果実の被害が主である。肥大した果実の表面に黒緑~黒色の薄い墨を付着させたような病斑を形成する。すす点病と同様に表面寄生であるが、本病は病斑によって拭き取れるものもある。すす点病と併発することが多い。

発生

伝染源は樹上の枝に形成される柄胞子であるが、隣接する樹木類からの伝染もある。感染は落花後間もなく始まり収穫期まで続くが、幼果期の潜伏期間は50~70日と長く、成熟果では30日と短くなる。7月頃から発病がみられる。

防除

幼果期から9月まで有効薬剤を散布する。

薬剤(農薬)

アントラコール、オキシンドー、オーソサイド、キノンドー、ジマンダイセン、ストライド、ストロビー、チオノック、ドキリン、トレノックス、ナリア、パスポート、フリント、ベフラン、ベルクート等。※掲載している薬剤(農薬)は 2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 リンゴの病害虫

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