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カンキツの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

腐敗細菌病

Serratia sp.
《病原》細菌  《発病》果実

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腐敗細菌病
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剥皮した発病果実

腐敗細菌病
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発病果実の紅色になった内果皮とじょうのう


被害

ハウスミカンの収穫および出荷された果実に発生することが多い。最初、果実が部分的に褐変・軟化する。果皮を剥くと、内果皮部分が赤桃色になって、べたついている。これは病原細菌が増殖したものである。赤変が果実の内側全体に広がっている場合もある。果肉の一部は軟化・腐敗している。

発生

発病適温は28℃前後で、夏季に発生が多い。伝染環は不明であるが、地表面に存在する病原菌が、果皮の傷口から侵入し、発病するのではないかと考えられる。

防除

果実をていねいに取り扱う。地面に落とした果実は出荷しない。

薬剤(農薬)

適用登録薬剤なし。※掲載している薬剤(農薬)は 2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 カンキツの病害虫

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