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サツマイモの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

紫紋羽病(むらさきもんぱびょう)

Helicobasidium mompa
<病原>糸状菌  <発病>茎、塊根(収穫時)

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紫紋羽病(むらさきもんぱびょう)
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紫色の菌糸束が網目状に表面を覆う ©渡邊健

紫紋羽病(むらさきもんぱびょう)
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菌糸束が密生し、フェルト状になる(菌糸束をめくったところ) ©渡邊健

紫紋羽病(むらさきもんぱびょう)
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菌糸束上に土が付着した塊根 ©渡邊健


被害

塊根や地際部の茎に発生するが、掘り取ってはじめて被害がわかることが多い。地際部の茎や塊根に、紫褐色の糸のような菌糸束が、網目のようにからみつき、発病が著しい場合には地上部が発育不良となり、葉は黄化する。病勢がすすむと菌糸束が密になってフェルト状となり、塊根内部まで軟化、腐敗することもある。

発生

紫紋羽病は土壌中の糸状菌の一種によって引き起こされる。本病は、未分解有機物が多く土壌pHが低い開墾地や桑畑、果樹園跡地で発生が多い。

防除

本病の防除には各種土壌くん蒸剤を用いた土壌消毒が有効である。

薬剤(農薬)

ガスタード、クロルピクリン剤、バスアミドなど※掲載している薬剤(農薬)は 2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 」

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