病害虫・雑草の情報基地

新規会員登録

サツマイモの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

タバココナジラミ

Bemisia tabaci
ヨコバイ目コナジラミ科

写真をクリックすると拡大します

タバココナジラミ
閉じる

卵(長径:約0.2mm) ©林川修二

タバココナジラミ
閉じる

蛹(体長:0.8~1.0mm)©林川修二

タバココナジラミ
閉じる

成虫(体長:約0.8mm) ©林川修二

タバココナジラミ
閉じる

成虫 ©林川修二


被害

成虫、幼虫が葉裏から吸汁し、多発すると退色、萎凋、生育障害が起き、排泄物(甘露)にすす病が発生する。発生は苗床や早植栽培(トンネル被覆)で多い。また、本種はサツマイモ葉巻ウイルス(SPLCV)を媒介する。

被害作物

サツマイモのほか、トマト、ナス、キュウリ、メロン、カボチャ、キャベツ、オクラ、インゲン、トルコギキョウ、キクなど。

生態

野外では年3~4回、施設内では年10回以上発生すると思われる。成虫は若い葉を好んで寄生する。交尾した雌が葉裏に産卵し、1雌当たりの産卵数は60~200粒である。1齢幼虫は歩行して移動するが、その後は4齢幼虫までほとんど動かず、羽化する。25℃条件下では卵から成虫まで22~25日を要し、発育適温は約30℃、高温を好み、耐寒性は弱い。全国に分布する。

防除

防虫ネットにより苗床への侵入を阻止する。また、各種薬剤に対する抵抗性が問題となっており、薬剤選定には注意する。

薬剤(農薬)

アグロスリン、アルバリン、コルト、サンマイト、スタークルなど。※掲載している薬剤(農薬)は 2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 」

目次へ戻る  | ホームへ戻る

稲の病害虫と雑草 |  ムギ類の病害虫 |  豆類の病害虫 |  ジャガイモの病害虫 |  サツマイモの病害虫 | 
アブラナ科野菜の病害虫 |  トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |  キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 | 
イチゴの病害虫 |  ネギ類の病害虫 |  菜園の病害虫 |  カンキツの病害虫 |  リンゴの病害虫 | 
日本ナシの病害虫 |  西洋ナシの病害虫 |   カキの病害虫 |  ブドウの病害虫 | 
花の病害虫 |  難防除雑草