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サツマイモの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

イモキバガ(イモコガ)

Helcystogramma triannulella
チョウ目キバガ科

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イモキバガ(イモコガ)
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成虫(前翅長:7.1~8.4mm) ©林川修二

イモキバガ(イモコガ)
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老齢幼虫(体長:約15mm) ©林川修二

イモキバガ(イモコガ)
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被害葉(葉を折って綴り、中に幼虫がいる) ©林川修二


被害

幼虫が葉を食害する。幼虫は葉を折ったり、重なり合う葉を綴って中に潜り、内側から表皮を残して葉肉を食害するので、葉脈が網目状に残り、表皮が白く透けて見える。食害部は古くなると表皮が破れ、葉脈だけになることがある。新しい被害葉の中を開くと幼虫と糞が認められる。早植栽培では5~6月、普通栽培では苗床と8月下旬以降に被害が多い。

生態

関東地方では年に4回、西南暖地では6~7回発生する。成虫で越冬し苗床や早植栽培の圃場へ飛来する。1雌の産卵数は約300粒で、25℃条件下では卵5日、幼虫12日、蛹7日程度を要する。九州以北に分布する。

防除

春期は他のチョウ目害虫より発生が多く、苗床や生育初期の発生に注意する。老齢幼虫は葉を固く綴るため、薬剤が到達しにくく防除が困難となる。

薬剤(農薬)

オリオン、パーマチオン、ハクサップ、ラービンなど。※掲載している薬剤(農薬)は 2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 」

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