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イチゴの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

青枯病

Ralstonia solanacearum
《病原》細菌 《発病》葉柄、クラウン

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青枯病
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下葉から萎凋して枯死する ©小玉孝司

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葉柄が紫紅色となる ©小玉孝司

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クラウンの導管褐変としみ出た汁液(菌泥) ©築尾嘉章


被害

はじめ葉柄が紫紅色となり、下葉から萎凋して枯死する。クラウンを横に切断すると、維管束部が褐変し、切り口から汚白色の汁液(菌泥)がしみ出る。

発生

地温が30℃以上の高温期に多発する。施設栽培では5月ごろから気温が高くなるにつれて発生し始め、7~8月の育苗圃や9月の定植直後に発生する。病原細菌は地下50cm以上の深さにまで生息し、土壌中で長期間生存する。移植などによって生じた根の傷口から侵入して発病する。

防除

7~8月にハウス密閉による太陽熱土壌消毒を行う。育苗圃は、発病したことのある圃場を避ける。前作にトマト、ナス、タバコなどナス科作物が栽培された圃場も避けた方が良い。本病が発生したら早急に病株を抜き取り、二次伝染を防ぐ。

薬剤(農薬)

土壌消毒:ガスタード(★)、バスアミド(★)など。★印は同一系統。※掲載している薬剤(農薬)は 2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 イチゴの病害虫

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