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イチゴの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

ハスモンヨトウ

Spodoptera litura
チョウ(鱗翅)目ヤガ科

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ハスモンヨトウ
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1齢幼虫 ©全農教

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中齢幼虫 ©全農教

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雄成虫 ©全農教

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被害 ©杉山恵太郎


被害

幼虫が新芽、葉、蕾、果実を食害する。ふ化幼虫は群棲し、葉裏から表皮を残して食害する。次第に分散し、全体を食害するようになる。

被害作物

アブラナ科野菜、ナス科野菜、ネギ類などユリ科野菜、マメ科野菜、イチゴ、セルリー、サトイモ、サツマイモ、オクラなど多種類。

発生

成虫は前翅長16〜17mm、成熟幼虫は約40mm。露地栽培では7〜10月、施設栽培では10〜12月と翌年4、5月頃に発生する。成虫の飛び込みのほか、周辺雑草地からの幼虫の侵入もある。夏期から秋期に高温少雨であると多発する。中齢以降、日中は日陰や地際部などに潜み、夜間に活動する。

防除

薬剤防除を行う。幼虫に対する薬剤の感受性は、幼虫の成育が進むにつれて低下するので、若齢期の防除に努める。施設では開口部に防虫ネットを張り成虫の飛来を防止する。ふ化幼虫による被害葉を発見したら幼虫ごと除去する。防蛾灯(黄色蛍光灯)を点灯する。

薬剤(農薬)

アタブロン、アニキ、アファーム、カウンター、カスケード、コテツ、ディアナ、 トルネード、ファルコン、フェニックス、プレオ、プレバソン、マッチなど。※掲載している薬剤(農薬)は 2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 イチゴの病害虫

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