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防除ハンドブック、キュウリ、スイカ、メロンの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

キュウリ炭疽病

Colletotrichum orbiculare

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キュウリ炭疽病
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葉に発生した病斑

キュウリ炭疽病
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茎に発生した病斑

キュウリ炭疽病
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果実に発生した病斑


被害

葉、茎、果実に発生する。葉では初め、黄褐色、円形の病斑となって中央は破れやすくなる。葉柄や茎には紡錘形のくぼんだ病斑を生じ、果実では円形~楕円形の深くくぼんだ病斑を生じる。多湿時には病斑部に鮭肉色の粘質物(胞子のかたまり)を生じる。

被害作物

キュウリの他、スイカ、メロンなどウリ科作物に寄生する。

発生

主に露地栽培で発生する。特に秋作で雨が多いと多発しやすい。病原菌は被害残渣とともに圃場に残り、次作の伝染源となる。また、支柱などに付着して伝染源となる。病斑上に形成された胞子が、降雨などの水滴に溶けて水滴とともに飛散してまん延する。病原菌は水媒伝染であるため、伝染には降雨等の水滴が必要である。

防除

雨よけ栽培、マルチ栽培をする。排水を良くし、適切な肥培管理を行う。密植を避け、風通しを良くする。上部から灌水しない。早めに薬剤散布する。被害残渣は圃場外に持ち出し土中に埋める。支柱についた巻きひげなどは次作の伝染源になるので除去する。

薬剤(農薬)

アミスターオプティ、オーソサイド、キノンドー、ジマンダイセン、ストロビー、ダコニール、トップジンM、ベフドー、ベルクート、ベンレート等。※掲載している薬剤(農薬)は 2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 キュウリ・スイカ・メロンの病害虫

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