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豆類の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

アズキ萎凋病

Fusarium oxsporum f. sp. adzukicola
〈Fusarium wilt〉

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アズキ萎凋病
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葉の病徴

アズキ萎凋病
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発病株


被害

最初、茎に褐色・水浸状の斑紋を生じ、後に縮葉や葉脈えそも現れる。茎から根にかけての部分を切り開くと、中心部(髄)が赤褐色に変色。病勢が進展するにつれ下葉より萎凋・落葉するため被害が著しい。通常の発病時期では収量は皆無に近く、8月以降の遅い発病でも顕著に収量を減ずる。落葉病に症状が類似するが、本病の初発時期が6月下旬〜7月上旬で落葉病の8月上〜中旬に比べて早いこと、茎内部の症状として落葉病は主に維管束部が褐紫色に変色するのに対し、本病は髄部が赤褐色を呈することで区別。

被害作物

アズキ、ヤブツルアズキ(アズキの一変種)。

発生

根への病原菌の侵入は発芽間もない頃とされるが、播種後約1か月を経過した6月下旬から7月上旬にかけて発病が顕在化する。病原菌は土壌中に厚壁胞子の形で長期間(5年以上)生存して、伝染源となる。連作は病原菌密度を増加させて発病が多くなる。さらに高温・乾燥年には多発し、症状も激化。3つのレースが知られている。

防除

連作の回避。水田転換畑では2年以上水田化した後に作付。抵抗性品種を作付。

収録:防除ハンドブック「 豆類の病害虫

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