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豆類の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

シロイチモジヨトウ

Spodoptera exigua
鱗翅目ヤガ科

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シロイチモジヨトウ
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幼虫、体長約20mm

シロイチモジヨトウ
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アズキ被害葉

シロイチモジヨトウ
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蛹、体長約15mm

シロイチモジヨトウ
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成虫、体長約12mm 、開張約28mm


被害

多食性で寄主範囲が広い。エンドウでは若い葉を綴り莢を食害する。被害は8~10月に多い。

被害作物

エンドウマメ、サヤエンドウ、ソラマメ、豆類(子実)、クローバ等マメ科牧草。

発生

幼虫はふ化後5齢を経過し、土中で蛹化する。6~11月に5世代を繰り返す。成虫は移動性に富む。卵は葉裏に卵塊で生み付ける。夏季高温少雨時に多発する。成虫は昼間は作物の葉裏に潜んでいるが、夜間に活動する。

形態

成幼虫ともハスモンヨトウより小さい。幼虫の体色は多様で、緑色から黒紺色まで個体差がある。

防除

エンドウでは寒冷紗を被覆して産卵防止する。卵塊やふ化直後の幼虫を取り除く。薬剤感受性の高い若齢のうちに防除する。

薬剤(農薬)

エンドウマメにはデルフィン。サヤエンドウにはアタブロン、カスケード、トレボン、ノーモルト、フェニックス。ソラマメにはデルフィン。実エンドウにはカスケード、トレボンが登録されている。キヌサヤエンドウの栽培地では交信攪乱剤(性フェロモン剤ヨトウコン S)の設置により、交尾阻害し発生密度を低下させることができる。※掲載している薬剤(農薬)は 2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 豆類の病害虫

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