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豆類の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

シロイチモジマダラメイガ

Etiella zinckenella
鱗翅目メイガ科

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シロイチモジマダラメイガ
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加害中の幼虫、体長15~20mm

シロイチモジマダラメイガ
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成熟幼虫と被害

シロイチモジマダラメイガ
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成虫、体長約8mm、開張約20mm


被害

ダイズ、アズキ、エンドウ、ササゲ、インゲン、フジマメ等の子実害虫サヤムシとして知られ、莢の中に潜り豆を食べる。

被害作物

ダイズ、アズキ、エンドウ、ササゲ、インゲン、フジマメ等。

発生

本州以南に分布し、東北南部以南に多い。成熟幼虫が地中で越冬する。5月以降成虫になりエニシダ等に産卵し、次いでエンドウやダイズに寄生し、9月までに3~4回発生する。卵は1粒ずつ莢の表面に産卵される。幼虫はふ化後莢内にもぐり子実を食害する。成熟幼虫は莢に孔を開けて莢外に脱出して土内で繭を作り蛹化する。夏ダイズでは一般に早生種に少なく、晩生種に多い。予察灯に集まる。

防除

播種を4月に早める。秋ダイズはなるべく遅く播く。被害に品種間差がある。茎莢に繊毛が少ない品種には産卵が少なく被害は少ない。

薬剤(農薬)

ダイズではエルサン、スミチオン、トレボン、パーマチオン、ランネート、マラソン、ダイアジノン、トクチオン等を莢伸長期と莢肥大期に各期1回散布すると被害が治まる。エダマメではマラソン、トレボン、スミチオン、ランネート。アズキ、インゲンマメ、エンドウマメではスミチオン、マラソン。サヤインゲンにはマラソン、スミチオン。フジマメにはゼンターリ。豆類(種実)にはトレボン、豆類(未成熟、サヤインゲンを除く)、ラッカセイにはスミチオン。サヤエンドウにはマラソンが登録されている。※掲載している薬剤(農薬)は 2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 豆類の病害虫

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