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稲の病害虫と雑草

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

イネヒメハモグリバエ[イネミギワバエ]

Hydrellia griseola
双翅目ミギワバエ科

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イネヒメハモグリバエ[イネミギワバエ]
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イネヒメハモグリバエ被害田。イネの生育初期に被害を受ける

イネヒメハモグリバエ[イネミギワバエ]
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被害葉。幼虫が葉に潜って食害する

イネヒメハモグリバエ[イネミギワバエ]
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イネヒメハモグリバエ幼虫。体長約6mm

イネヒメハモグリバエ[イネミギワバエ]
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イネヒメハモグリバエ成虫。体長2.2〜3.0mm

イネヒメハモグリバエ[イネミギワバエ]
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イネカラバエ成虫。体長約2mm

イネヒメハモグリバエ[イネミギワバエ]
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イネカラバエ蛹。葉鞘内で蛹になる


被害

6月ごろ、幼虫が葉に潜って食害し、線状の食痕を残す。4〜5月が冷涼の場合や早植え、1株の植付け本数が少ない場合、深水等で被害が大きい。

生態

全国に分布。多食性で、イネ科植物の葉鞘内や根際で蛹越冬する。年4〜8回発生。第1回成虫は4月下旬に羽化し雑草に産卵し、次いで早植え水稲の水面浮き葉の表面に1粒ずつ産卵する。約1週間でふ化、幼虫期は約2週間で、葉内で蛹化し、1週間で成虫となる。成虫寿命は約2週間。

防除

植えいたみを少なくし、深水を避ける。

薬剤(農薬)

育苗箱施用剤にはアドバンテージ(ガゼット)、アドマイヤー、オンコル、ダントツ、パディート、プリンス、フェルテラ 。
本田散布剤にはエルサン、スミチオン、トレボン、パダン等。※掲載している薬剤(農薬)は 2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

イネカラバエ[イネキモグリバエ]

Chlorops oryzae

双翅目キモグリバエ科

幼虫が茎内の生長点や幼穂を食害するため、後で傷葉や傷穂となる。耐虫性品種にはニホンマサリ、黄金晴、コシヒカリがある。

収録:防除ハンドブック「 稲の病害虫と雑草

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