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稲の病害虫と雑草

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

イネドロオイムシ[イネクビボソハムシ]

Oulema oryzae
鞘翅目ハムシ科

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イネドロオイムシ[イネクビボソハムシ]
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被害。かすり状の食害痕を残す

イネドロオイムシ[イネクビボソハムシ]
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幼虫は背に糞を背負う。老熟幼虫は体長約4〜6mm

イネドロオイムシ[イネクビボソハムシ]
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成虫は体長4〜4.5mm

イネドロオイムシ[イネクビボソハムシ]
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マユは葉の上に形成

イネドロオイムシ[イネクビボソハムシ]
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卵塊。卵は長経約0.7mm


被害

5〜7月まで成・幼虫が葉表から食害し、葉脈に沿って白いかすり状痕を残す。多発すると水田一面が真っ白になり茎数や穂数が減少する。

生態

全国に分布するが、被害は冷涼地に多い。年1世代。成虫は山間地の日だまりや畦畔、川池沼周辺のイネ科植物の内部や根際土内で越冬する。5月中旬にマコモやイネに飛来・産卵するが、冬〜春に温暖だと成虫の出現は早い。産卵は葉表に7月中旬まで続き、晴天時に多く曇雨天時は少ない。ふ化幼虫は長雨特に夜間に雨が降ると生育良好で被害は多い。幼虫は背に泥状に見える糞を背負うので「イネドロオイムシ」という。和名は正しくは「イネクビボソハムシ」である。

薬剤(農薬)

育苗箱施用剤にはアクタラ、アドマイヤー、キラップ、スタークル(アルバリン)、ダントツ、パディート、バリアード、フェルテラ、プリンス、ルーバン。
移植時側条施用剤にはアドマイヤー、スタークル、ダントツ、パダン、フェルテラを含む剤。
本田期にはキラップ、シクロサール、スタークル(アルバリン)、スミチオン、ダントツ、トレボン、ベストガード、MR.ジョーカー、ルーバン等。※掲載している薬剤(農薬)は2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
薬剤の登録情報についてはこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)
農薬登録に短期曝露評価が導入されました。登録内容の変更にご注意ください。
(急性参照用量・ARfD 関連)⇒【特集記事へ

収録:防除ハンドブック「 稲の病害虫と雑草

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