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稲の病害虫と雑草

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

萎縮病

Rice dwarf virus (RDV)

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萎縮病
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萎縮病発病株

萎縮病
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萎縮病発病葉


被害

分げつ期に発病が多く、株全体が萎縮して分げつが多くなる。葉は濃緑色となり、葉脈に沿って白から乳白色の斑紋が線から点線状に生じる。早期に発病した株は出穂せず、遅く発病した株は出穂するが稔実不良となる。

発生

イネ萎縮ウイルスを吸汁獲得したツマグロヨコバイ幼虫が第一次伝染源となり、永続的に媒介する。ウイルスは保毒雌虫を通して高率に経卵伝染する。暖地では越年した発病稲株も春季の伝染源となる。

防除

本病の防除は、媒介虫のツマグロヨコバイ防除が基本となる。

薬剤(農薬)

ツマグロヨコバイ防除の育苗箱施用剤にはアクタラ、アドマイヤー、スタークル(アルバリン)、ダントツ、チェス、パディート、バリアード。ほかの病害虫に有効な剤を含む混合剤が多数ある。
本田散布剤にはアドマイヤー、アプロード、スタークル(アルバリン)、スミチオン、ダントツ、チェス、トレボン、ベストガード、マラソン、MR.ジョーカー等。※掲載している薬剤(農薬)は 2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 稲の病害虫と雑草

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