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稲の病害虫と雑草

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

黄化萎縮病

Sclerophthora macrospora

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黄化萎縮病
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葉の黄化と株の萎縮が特徴

黄化萎縮病
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葉先が白化してねじれる


被害

病葉が黄化し、白いかすり状の斑点が連生することがある。葉は短く、幅が広くなり厚みをもった感じになり、葉先が淡黄ないし白化してねじれる。罹病株は全体が黄化萎縮し、激しい場合は腐敗、枯死する。軽症の場合は出穂するが穂は出すくみ、短い奇形穂となる。このような株では葉鞘はややふくらんで表面に不規則で波状のしわを生ずることがある。本病の特徴は葉の黄化と株の萎縮である。この症状は黄萎病と類似するが、黄化萎縮病では、葉に白いかすり状の斑点を生じるので区別できる。

発生

本病の第一次伝染源は、畦畔付近に自生するイネ科の罹病雑草である。感染時期は分げつ期で第7 葉抽出期が最も感染しやすい。この時期に浸冠水すると雑草からイネへの感染が起きる。このため、分げつ期の多雨による洪水や浸冠水は発病を著しく助長する。

防除

防除の基本は、本田での浸冠水による感染を防ぐことであり、河川の改修、用排水路の整備等の基盤整備はきわめて有効である。しかし、多雨による浸冠水を受ける恐れがある場合や常発地では薬剤による防除を実施する。

薬剤(農薬)

常発地や多雨による浸冠水を受ける恐れのある場合は、リドミルを施用する。※掲載している薬剤(農薬)は2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
薬剤の登録情報についてはこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)
農薬登録に短期曝露評価が導入されました。登録内容の変更にご注意ください。
(急性参照用量・ARfD 関連)⇒【特集記事へ

収録:防除ハンドブック「 稲の病害虫と雑草

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