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花の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

チャドクガ

Euproctis pseudoconspersa
チョウ(鱗翅)目ドクガ科

幼虫の頭部は黄褐色で、胴部は淡黄褐色の地色で黒色の白色長毛を生じる隆起を持つ。雌成虫は淡黄色で、頭部に毛が目立つが、毒刺毛も持っている。

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チャドクガ
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若齢幼虫(ツバキ)

チャドクガ
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孵化直後の幼虫(ツバキ)

チャドクガ
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毒刺毛に被われた卵塊(ツバキ)

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成虫(開張約30mm)

チャドクガ
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中~終齢幼虫(体長約30mm、チャ)


被害

幼虫が集団でツバキ、サザンカ、チャの葉を食べる。卵から成虫(脱皮殻も)の全ての成育ステージで毒針を持つ危険な衛生害虫でもある。

被害作物

ツバキ・サザンカ等、都市部でも多く見られる。

発生

葉裏等に産み付けられた卵で越冬し、4月中旬頃から幼虫が孵化する。成虫は7~8月と秋の年2回発生する。

防除

孵化直後から若齢期は集団でいるので、その時期に葉ごとビニール袋をかぶせて取り去り処分する。単独で行動している幼虫を見つけたら周囲に分散してしまった幼虫がいると考え注意して見つけて処分する。防除の際には手袋などをして十分注意する。

薬剤(農薬)

エスマルク、トレボン、バシレックス、マブリック等(ツバキ、サザンカ)。ただし、薬剤散布によって幼虫を駆除しても、毒刺毛は残ることがあるので、十分注意する。※掲載している薬剤(農薬)は 2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 花の病害虫

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