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花の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

さび病(2)

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アスターさび病:葉に黄色の小斑点が多数現われる

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アスターさび病:葉裏に橙色の胞子の塊が多数発生する

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カーネーションさび病:表皮を破り、褐色の胞子が現われる

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カーネーションさび病:茎の表皮に亀裂ができ、中には胞子が形成されている

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カーネーション黒さび病:暗褐色の胞子の塊が円状に発生する。胞子が発芽すると白く見える


アスターさび病

Coleosporium pini-asteris

被害

葉裏に葉脈で区切られた水ぶくれのような小斑点が生じ、すぐに橙色の粉のような胞子の集塊が形成される。葉全面に発生すると、葉が枯れ上がる。

発生

露地栽培で6〜7月に多発する。胞子が風や雨滴により飛散し、まん延する。野生のキク類にも感染する。

防除

雨よけ栽培を行う。罹病残渣を丁寧に処分する。

カーネーションさび病

Uormyces dianthi

被害

葉や茎では表皮がやや膨れ、のち破れて褐色の粉のような胞子塊が現われる。多発すると葉枯れや茎枯れを起こす。

被害作物

他にセキチク、ヒゲナデシコ等にも発生する。

発生

残渣上に胞子が生存し、伝染源となる。品種による発病の差が大きい。

防除

罹病残渣を丁寧に処分する。耐病性の品種を植える。発病初期に薬剤を散布する。

薬剤(農薬)

ジマンダイセン、バシタック等。※掲載している薬剤(農薬)は 2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

カーネーション黒さび病

Puccinia arenariae

被害

葉表に淡い退緑色の小斑点が多数でき、その裏面には暗褐色の胞子の塊が発生する。茎にも発生する。

防除

ジプシー系品種群は発病しやすいので注意する。発病株は除去する。ナデシコ科の雑草は伝染源となるので除草する。

収録:防除ハンドブック「 花の病害虫

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