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ブドウの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

ブドウスカシバ

Nokona regalis
チョウ目スカシバガ科 《加害》枝、新梢

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ブドウスカシバ
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幼虫が食入した結果母枝(節間がふくらんでいる) ©内田一秀

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ブドウスカシバ成虫と蛹殻 ©内田一秀

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越冬中のブドウスカシバ幼虫 ©内田一秀

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ブドウスカシバ蛹 ©内田一秀

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枝から飛び出した羽化後の蛹殻 ©内田一秀


被害

5月下旬から6月にかけて、幼虫が新梢の節や葉柄の部分から食入して中心部の髄を食害する。食入部位はふくらんで赤紫色になり、虫糞の排出も認められる。2~3年枝に食入することもある。食入部位より先端側は、樹勢の低下や生育の停滞、枯死などが生じる。

発生

年1回の発生。老齢幼虫が枝の中で越冬する。春になると枝の中で蛹化し、5~6月にかけて成虫が発生する。羽化する時、蛹殻が枝から半分程度飛び出している様子が観察される。

防除

休眠期に被害を受けた枝は剪除する。他害虫の防除を行うなかで、一緒に防除されることも多いが、状況に応じて、成虫産卵~幼虫ふ化期(5月下旬~6月中旬)に、薬剤散布による防除を行う。

薬剤(農薬)

パダン、フェニックス、スミチオン※掲載している薬剤(農薬)は 2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 ブドウの病害虫

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