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ブドウの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

チャノコカクモンハマキ

Adoxophyes honmai
チョウ目ハマキガ科 《加害》葉、果実

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チャノコカクモンハマキ
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果房の被害 ©村上芳照

チャノコカクモンハマキ
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チャノコカクモンハマキ成虫.体長6~8mm ©村上芳照


被害

幼虫が新梢の先端を糸でつづり合わせ食害する。新梢の被害は大きな被害とは ならない。花穂、果房に寄生した場合、それらの内側に糸をはいて住処を作り、果梗や果実の表面を薄くかじるように食害する。被害果実は、脱粒、腐敗などの2次的な被害も起きる。果房の内側を加害するため密着した果房では被害に気付きにくい。

発生

幼虫が樹皮の隙間などで越冬する。成虫の発生回数は4回である。越冬世代は5月上旬から6月上旬に羽化する。主に第一世代幼虫が幼果期の果実や新梢に被害を起こす。幼虫は、葉や果房内で糸をはいて綴り合わせ、その中に生息場所を作り果実や葉を食害する。
幼虫は、頭部は黒~茶褐色、老齢幼虫は鮮緑色となり、後ずさるように素早く動く。

防除

若齢幼虫期に薬剤を散布する。作業中に糸でつづられた新梢、果房を見つけたら幼虫を捕殺する。

薬剤(農薬)

フェニックス、サムコル、スカウト※掲載している薬剤(農薬)は 2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 ブドウの病害虫

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